子どもがのどを痛がる
2012年10月15日 18:05
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のどについて
大人と子どもではかかる病気が違いますが、大人と同様に子どもものどの痛みや違和感を訴えることはよくあります。のどの痛みに関しては大人も子どもも咽頭炎によるものが多いですが、大人の場合と少し違うのはウイルス性の咽頭炎の比率が高くなることです。お子様がのどの違和感を訴えられた場合、いつもの風邪ではなくひどい咽頭炎をおこしている可能性もあります。
乳幼児ですと、当然のことながらのどの痛みを知らせることができません。そのため「夜泣きをする」「ぐずる」など不快感を伝える行為で異常を知らせてきます。
次のような、のどの違和感・痛みのサインで伝えてくれることもあります。
☆「口に指を入れようとする」 →のどが変だよ!何とかして!
☆「食事の量が少なくなる」 →飲み込むと痛いよ!もう食べたくない!
☆「よだれの量が増える」 →よだれ飲むのも痛い!飲み込まないで出します!
と訴えているのかもしれません。
幼児になると自分で「痛み」を訴えることはできるのですが、その表現はあいまいです。そのため、「これくらいなら大丈夫だろう・・・」と判断せずに、なるべく早く医師の診断を受けることが望ましいです。
お子さまは診察を嫌がる事もありますが、当院では子ども好きの熟練スタッフが処置のお手伝いをし、手早く診療を進めますので、安心して受診していただくことができます。